私の詩歌

私の詩歌

綿になりたい

争い(あらそい)になったら 徹底的に綿になりたい わたになる ガラスとガラスがぶっかればわれる わたになればわれない わたになれば成長する
私の詩歌

姿は違えどもこころはおなじ

人間と犬と姿はちがえども こころはおなじです しあわせをもとめています わるいひとはすぐわかります
私の詩歌

心という作品はだれも壊すことができない

満員電車でつの突(つき)合せ 周りの人に頭に来たときも 渋滞でイライラした時も いのちの状態は変化する こころという作品をしっかりつくれば いつもフィルタをとうしてすばらしい水が からだじゅうにながれる そのこころという作品はだれもこわすこ...
私の詩歌

田んぼが鏡に

田んぼが鏡になっている 杉戸町で写す
私の詩歌

こいのぼり

こいが今年も家族で泳いでいる おかあさんが言った 来年はやめようと こいたちがいきよいよく天にむかってあがっていた
私の詩歌

遠くへ旅にでたい

遠く、遠く 旅にでたい 一人旅にでたい なやみがなくなるだろうか きっと元気になるにちがいない
私の詩歌

青年よ死なないでくれ

なぜ君は死に急ぐか 君ほど人を大切にするやつはいない 君ほど母のこころをわかるやつはいない それなのになぜいのちを大切にしない 世間のすがたはどうでもよいから決して死なないで 生き抜いてくれ
私の詩歌

川のそばで

川のそばで自由におとりくださいという 新聞受けがあった 言論の自由を獲得するため 多くの血がながされた 権威とか権力とかいうが 一番の権威は命(いのち)の大切さをどう守るか 争いのない社会、世界平和といっても 行動でしか実現できない
私の詩歌

優しさ

春に決意し 夏に情熱を賭け 秋に思索し 冬に祈る あなたのちょっとした気持ち あなたのさりげないやさしさ ずーと忘れない 街にこんな少女がいた 車椅子のひとをみかけると 「お手伝いしましょうか」と そっと声かける 私は少女のすがたをさがして...
私の詩歌

川は母か

川はやすらぐ 春がきて、みどりがきれいだ この川のほとりを歩むと あの通勤列車のきつさを忘れるだろうか この川のほとりを歩むと 政治家のあほさを忘れるだろうか