母の一生

1児の夫に嫁ぎ、農作業に休む暇なく、腰をかがめて働き続けた、一日たりとも休んだことはなかったと記憶する。その疲れからか、コタツにはいるとよく寝ていた
母は気丈な女性、もみがもったいないと手を伸ばし、コンバインにまきこまれ、ボルトをはずすまで七時間かかり、救急隊員のひとに血がふきでていたのに、ご苦労さまですと
なんと強い女性か、そして腰にボルトを打ち込みながら、寿命をのばしていった
けなげな女性であった、千仏の御手で迎えられたろう

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