青年へ

青年へ

最大に顕彰されるのは

青年よ 忘れてはならない、最大に顕彰されるのは国会議員でも役人でもない 戦後63年ひたむきに、まじめに働き、礎となり、力となってきた庶民である なかでも苦労し、忍耐してきた母たちである 母たちが最大に顕彰されるのである
青年へ

青年が育つ国家を作ろう

どんな世界にも状況を変えたくない人と変化させたい人がいる 既得権益を守りたい そのような人がいるのも現実である 清流のごとき若者が出てくるのが楽しみである
青年へ

組織で奮闘している君に贈る

組織では必ず人間関係で悩む 好きな人もいる、嫌いな人もいる この嫌いな人との関係をどうするかである 精神性の高さを求め、克服するしかない いやだなあと思う人間を俯瞰(ふかん)して、包含することである 最後は自分を強くするために、思索すること...
青年へ

何もないことが幸せなことではない

何もないことが幸せなことではない 無風状態がよいことではない リスクをせおうこともあるだろう 一番大事なことは倒れるたびに立ち上がることである そして愛するもののために礎(いしずえ)になることである
青年へ

今私が願っているのは

国・地方自治に興味をもつ若者がふえることである 道路ひとつにしても、水道一本にしても、地産地消にしても 自然環境の問題も 次の時代を担う若者がしっかりと考えることである 映画もいい、音楽も、アニメもいいだろう しかしこれから住む我が国土をど...
青年へ

伝教大師の言葉

伝教大師は「浅きを去って深きに就(つ)くは丈夫の心なり」 と言葉を残す 青年は浅い考えを捨て、深い考えを実践し、土台をつくっていかねばならない
青年へ

善を生じる強さ

社会悪に対する怒りは 善を生じる強さに通じる 悪に憤怒するのは青年の特権である
青年へ

青年は思索しなければならない

青年は寸暇を惜しんで思索せよ 小さなことに振り回わされるな 大義に生き、大義に死んでいく 大欲は小欲を飲み込む 平和という大欲に生きよ
青年へ

精神の向上は必ず政治の覚醒に届く

毎日の生活を向上させ、精神を充実させようとすると 政治にたどり着く、当然である けなげな庶民が安心して暮らせる社会が実現できなければ なんのために生きているのか
青年へ

本当のエリートを作り出す教育を

一流の人物・庶民のために生きるエリート 東大をはじめ、官立の大学が命がけで働くエリートは輩出できなかった いまの官僚組織をみればよくその腐敗ぶりがわかる 本当に罰則を強化し、公務員も監視し、予算の無駄をなくすよう検査体制を つくるべきである...