江戸時代の教育

江戸時代の教育

子供の教育13か条はきびしく戒(いまし)めよ

1)嘘偽りを言い、父母に物を隠す 2)父母に呼ばれた際に、返事しないで、また口答えする 3)祖父・祖母をはじめ年長者を軽視し侮る 4)わがままを言い、短気やかんしゃくを起こす 5)分不相応の良い物を好み、欲しがる 6)召し使う者に情をかけず...
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江戸中・後期の礼法家「大館天涯」の著作より

「礼学童蒙必要」は、庶民のための礼法書である 二歳 毎朝、母は子を抱いて両手を合わせ、父にお礼(あいさつ)をすることを教えよ 歩くようになったら、母にお礼をすることを教えよ、そのほか、祖父・祖母をはじめ、 他人に会うたびにあいさつすることを...
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15歳以上の子どもの教育には

師匠と友を選ぶことを第一とし、「よい人に近づけること」を幼児教育の要とした 乳母の条件は慈悲・温厚・寡黙な人と定義づけた 有益な友とは「直言・誠実・博学」の人 こどもの善悪・邪正は、一割は生まれつきとしても、九割は父兄の教育によるものだ 「...
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子供の自立を早めるには

あまりにも叱ると自信をなくし、自立が遅くなる 子供の善行をよくほめれば、幼心にも嬉しく、「また誉められたい」と思って自然と善事を 好むようになるが、逆に、悪事に対して折檻(せつかん)ばかりしていると、子供は決して 親に心服せず、ただ折檻を恐...